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子どもの歯並び、治さないとダメ?
こんにちは。
岡山市南区の歯医者「もみの木歯科クリニック」です。
子どもの歯並びは気になるけれども、矯正治療をするまでもないと考えていませんか?
しかし、大人になってから子どものうちに矯正治療をしておけばよかったと後悔する方も多いです。
今回は、小児矯正がなぜ必要なのか、また、子どものころに矯正をしたほうがいいメリットについても紹介します。
小児矯正の必要性
小児矯正は、歯並びを単にきれいにするだけが目的ではありません。
小児矯正には、このようなメリットがあります。
- 顎の成長をコントロールできる
- 骨格的な異常が問題の歯並びは早めの治療がよい
- 顎関節症を防げる
じつは、小児矯正は顎の骨の不正な状態を治療することが最大の目的です。
顎の骨をコントロールすることで、お口の成長や歯並びを管理できるのです。
大人になってから顎の異常が問題の歯並びを治すとなると、外科手術が必要になり身体への負担が大きくなります。
また、顎の異常を大人になるまで放置しておくと、顎が痛む、お口が開けにくいなどの顎関節症を引き起こす原因になります。
子どものころに矯正治療を行うメリット
- 抜歯をせずにすむ可能性が高くなる
- お子さんの身体への負担を減らせる
- 顎の成長が正常にコントロールできる
- むし歯や歯周病の予防
- 横顔のラインが整う
- 人に清潔な印象を与えられる
- 自信がつく
歯並びがよいと歯磨きがしやすくなるので、むし歯や歯周病の予防にもつながります。
矯正治療への欧米の考え方
歯並びがきれいで、横顔のラインが整っているのはエチケットと考える国もあります。
また、欧米では矯正するのは当たり前というほど、一般的な治療です。
歯がきれいになれば、歯を出して笑えます。
それは自信や明るい性格にもつながります。
矯正治療中であっても、海外では「矯正している=お子さんの将来をよく考えている」という印象につながるため、矯正装置などへの抵抗が低いのも日本とは異なっています。
これから、多くのお子さんが国際的に活躍する可能性があるなか、矯正治療はなくてはならないものなのかもしれませんね。
矯正をはじめるタイミング
歯並びの状態にもよりますが、上の歯2本と下の歯4本が生えそろったタイミングで当院では、小児矯正をおすすめしています。
また、お子さんがお話を理解できる年齢であることも重要です。
矯正治療をするのは、お子さん自身のため、続けようとする意思を保護者もサポートしてあげましょう。
もみの木歯科クリニックでは、小児矯正にも力をいれています。
お子さんのうちから歯並びをよくしたい、将来お子さんが歯を見せて笑顔でいられるように今から矯正治療をしてみてはいかがでしょうか。