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歯周病は歯磨きで治せる?~歯周病の基本治療と歯磨きの重要性~
こんにちは。
岡山市南区の歯医者「もみの木歯科クリニック」です。
歯周病になってしまっても、発見が早ければ改善することができます。
そこで重要なのは、歯磨きです。
歯磨きの効果アップをして、歯周病治療や予防に役立てていきましょう。
ご自身のお口に合う歯磨きを行えば、そもそも歯周病にかかることもありません。
なぜなら、歯周病の原因は主に、磨き残したプラーク(歯垢)によるものだからです。
万が一歯周病になってしまっても、発見が早ければ歯磨きにより、進行を食い止められます。
また、進行している歯周病でも、歯科医院でのクリーニングだけを行っていても改善できません。
適切なブラッシングを習得し、ご自宅でセルフケアもすることが歯周病治療の基本となります。
プラークが残りやすい、「歯と歯の間」「歯と歯ぐきの隙間」「奥歯の一番後ろ側の面」などを意識して磨くのがおすすめです。
歯ブラシの持ち方は鉛筆を持つように握り、1〜2歯ずつ小刻みに動かしながら磨きましょう。
歯と歯ぐきの間などは、歯ブラシの毛先を斜め45度にして磨くと隙間の汚れが落とせます。
しかし、どれだけ丁寧に磨いていても、歯ブラシだけでは約6割程度しか落ちません。
特に、歯と歯の間は、歯ブラシの毛先が入り込めないため、清掃補助用具であるフロスや歯間ブラシを使用しましょう。
そうすることで、8割以上の歯垢や汚れを落とすことができます。
また、歯磨きをするタイミングは、毎食後はもちろんのこと就寝前にも念入りに磨くと効果的です。
就寝中は、唾液の分泌が少なく歯周病菌はもちろんむし歯菌も活発になりやすいため、なるべく食べかすなどを残さないようにしておくのが大切です。
もみの木歯科クリニックは、ブラッシング指導で清掃用具や磨き方のアドバイスを行っておりますので、お気軽にご相談ください。
歯周病を改善・予防する基本は、セルフケアにありますので一緒に取り組んでいきましょう。