歯周病│岡山市南区で歯科をお探しの方はもみの木歯科クリニックまで

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歯周病Periodontal

歯周病を克服して生涯健康で噛める歯に。口臭の改善・予防にも!

自覚症状が少ない「歯周病」
セルフチェックをしてみましょう

こんな症状はありませんか?

  • 歯ぐきから血が出る

  • 歯ぐきが赤く腫れている

  • 口臭が強くなった

  • 食事などの際歯が動く

  • 朝起きるとお口の中がネバネバ

  • 歯が伸びてきた

このような条件に該当しませんか?

  • 年齢がミドル世代以上

  • 喫煙している

  • 妊娠している

このような症状や条件に該当すれば、歯周病の可能性があります。早めに歯科の受診を。

歯周病とは

歯周病は、歯垢(プラーク)の中の細菌により、歯ぐきに炎症を起こし腫れや出血を伴う病気です。気が付かないうちに歯周病が進行してしまうことが多く「お口の中のサイレントディジーズ(静かなる病)」とも呼ばれています。痛みなどの自覚症状が少ないため、気が付いたころには歯を支えている顎の骨を溶かしてしまう恐ろしい病気で、放置しておくと歯を失うリスクが高まります。

歯周病の進行例

歯周病は、軽度・中度・重度の3段階に大きく分けられます。それぞれの特徴を確認し、早めの治療をしましょう。しっかり歯周病治療を行えば、歯を失わず歯周病を克服できます。

  • 歯ぐきに赤みがあり、歯磨きをすると出血します。歯が浮いたような感じやかゆみを感じることも。

  • 歯ぐきがときどき赤く腫れあがります。何もしていなくても出血したり、膿がでてくるため口臭が強くなります。また、冷たい物がしみることも。

  • 歯ぐきがブヨブヨとして、出血や膿を伴います。また、歯がグラグラと揺れはじめ、食事がしにくくなります。

歯周病が影響する全身の病気

歯周病は、お口のなかだけの病気だと思われる方が多いです。しかし、歯周病に罹ることで全身の病気にも悪影響を及ぼします。全身疾患にすでに罹っている方は、歯周病により悪化する可能性が高いため早めに治療をしましょう。

脳血管疾患 誤嚥(ごえん)性肺炎 心臓病 糖尿病 骨粗しょう症 低体重児出産
歯周病菌が放出する毒素や炎症物質が、血管に入り込みます。血栓をつくり、結果的に脳卒中などを引き起こします。 食べ物を誤って飲み込み気管に入った際に、歯周病菌が含まれているのが問題です。肺へも感染を広げ、誤嚥性肺炎を引き起こします。 歯周病菌が放出する毒素や炎症物質が、血管に入り込みます。血栓をつくり、心筋梗塞や狭心症を引き起こします。 歯周病と相互関係があり、歯周病が悪化すると糖尿病も悪化します。歯周病の毒素により、インスリンの働きを低下させます。 歯周病は、骨の病気でもあり、顎の骨の量を減らしていきます。また、骨粗鬆症の方は歯周病リスクが高いことも分かっています。 歯周病の放出する毒素により、子宮が収縮し早産や低体重児出産を引き起こします。特に、妊娠中は歯周病リスクが高く注意が必要です。

歯周病の治療とは

歯周病の改善には、歯医者で行う「プロケア」とご自宅で行う「セルフケア」が大切です。それぞれどのようなものなのかを詳しく見ていきましょう。

1.スケーリング(プロケア)
歯科衛生士によるスケーラーという専用の機器を使用した歯のクリーニングです。超音波で歯に付着している歯垢や歯石を破壊して取り除いていきます。目に見える歯の表面に付着している白や黄色っぽい歯石(縁上歯石)を主に取り除きます。歯石が多い方は、スケーリングのときに知覚過敏の症状がでますが、歯周病の改善とともに治ります。

2.ルートプレーニング(プロケア)
スケーリングだけでは取り除けない、歯ぐきの奥深くに強固に付着している歯石(縁下歯石)を取り除きます。ルートプレーニングは、歯の根っこの表面を滑らかにすることで、新たな汚れをつきにくくしてくれます。歯ぐきの中で作業するため、麻酔をして行います。また、患者さんの負担を考え上下、左右などブロックごとに治療をします。

3.セルフケアの見直し
歯石がなくなれば、歯周病治療がうまくいくわけではありません。そもそも、歯周病の原因は歯垢や歯石です。ほとんどの場合、セルフケア(歯磨き)が不足していることが多いです。そのため当院では、歯科衛生士による歯磨き指導を行っています。ご自身に合う歯磨き方法や清掃用具を知ることが可能です。

ポイント
歯周病は、知らない間に進行していることが多いため、歯ぐきや歯に違和感を感じたら、早めの診断・治療が大切です。また、プロケアとセルフケアの両方を行うことが歯周病の改善に繋がります。

定期検診で歯周病予防と口臭も改善しよう

歯周病治療を終えた方は、1~2カ月に1回のペースで定期検診を受けましょう。
また、歯周病ではない方でも3~4カ月に1回の通院で歯周病を予防しましょう。
健康な口内の方であれば、半年に1回程度の通院など、お口の状況に合わせて定期検診に通うことで、歯周病だけでなくむし歯や口臭などのトラブルを予防、早期発見することが可能です。

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